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うろこの役割〜顕微鏡で見てみた〜

みなさん、魚の鱗って物理的に体を守っているだけだと思っていませんか?

 

いかなる生物においても天敵から身を守り生存率をあげることは非常に大事です。

魚を料理する時にうろこをはがすと思いますが、たしかに柔軟性があるとともに硬さがあり、天敵に噛まれた時に柔らかい表皮を守る役目を担っているんだと実感すると思います。

しかし、顕微鏡下で観察してみると、もう一つの役目に気づくことがあります。

以下の写真が顕微鏡で拡大してみた時のうろこです。

メダカのうろこ

黒色とオレンジ色から連なる美しい模様があることに気づきます。

ここにもう一つのうろこの役目のヒントがありそうです。

身を守る方法といっても、方法は様々。

たとえば、

①天敵から見つからないように隠れる(保護色)

②天敵に自分は危険ですよとアピールする(警告色)

③天敵が生息できないような環境に住む(住み分け)

などなどです。

多くの動物は①の方法を駆使することで生存率をあげています。

実はこの黒色とオレンジ色の模様が①に一役買っています。

上のうろこと下のうろこを比べてみると、黒色の模様の大きさが違うことに気づくでしょうか?

さかなは、この黒色とオレンジ色の模様を背景の色によって大きさ、形が変え、周りの背景に溶け込んだり、異性を惹きつけたりしているのです。

顕微鏡は高くてなかなか手が出せないのですが、通常見えないものが見えたり、新しい発見があるので楽しいですよ! 1家に1台、顕微鏡はいかが?笑

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