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コケって意外にすごいやつ?

コケと聞いてどんなことを思い浮かべますか?

じめじめしたところに生えている?陽があたらないところに生えている?

どこにでも生えている?地味な植物?

アクアリウムをやられている方はコケと聞いていいイメージを思い浮かべないでしょう(わかります)。

どれもあたりでマイナスなイメージの多いコケですが、実はコケってすごいやつなんです!

よく公園などで見る植物には、地中から水を吸収できる根っこ、吸い取った水を葉へと運ぶ導管、水の蒸発を防ぐクチクラ層があります。一方、コケにはこういった構造がありません。

・根がない。代わりに仮根と呼ばれる構造がある。

・水を運ぶ導管がない。

・クチクラ層がない。

また、こういった構造がないにも関わらず、コケは普通の植物が生存できないような環境にも最初に侵入しちゃうのだ。コケがその場所に侵入することで土ができ、栄養、水がある環境が作り上げられ、ほかの植物も生息できるようになります。

スナゴケのなかま?

なのでコケは先駆者であり、そこに生態系ができるか否かはコケが握っていると過言ではないかもしれません。

そんな意外にすごいコケ、普段通勤や通学で歩いている道に生えていませんか?

もしかしたらそこから新しい生命の物語が始まっているかもしれません。

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